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ドミニク ポルテ フォンテーヌ シャルドネ 2019*オーストラリアでフランスワインが恋しくなったら【ワイン日記】

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シドニーで久しぶりに飲んだブルゴーニュワインに影響され選んだ、ドミニク ポルテ フォンテーヌ シャルドネについて書きました。

 

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ドミニク ポルテ フォンテーヌ シャルドネを選んだ経緯

新型コロナウイルスの影響によりシドニーで人生初の「解雇」(正確には一時解雇だが、復帰日未定)を経験した私は、ひと月ほど前から別のレストランで働かせてもらっています。

解雇前の職場は観光地の中のとても大きな施設。

今はローカルのお客様に愛されるアットホームなレストランです。

想像を絶することばかりが起きたコロナ関連ですが、これまでの職歴にはなかった地元密着の温かなお店で働くことができ、新たな経験をさせていただけることに心から感謝しています。

そのレストランは「BYO=Bring Your Own」を利用される方が多く、ほとんどの方がオーストラリアワインを持込になられます。

そんな中、あるお客様がオーストラリアではなかなか珍しいブルゴーニュ・ルージュをお持込に。

久しぶりのブルゴーニュワインに興奮気味でお客様とお話したら、気を良くしてグラスに並々一杯注いでくださいました。

そのワインはこちらです。

ドメーヌ ファビアン コシュ ブルゴーニュ コート ドール ピノ ノワール 2018

明るい色調でキラキラとし、カシスやラズベリーのような甘酸っぱくかわいらしい果実味たっぷり!

控えめな樽香、バランスの良さと洗練された味わいに、グラスとお皿磨きながら飲む手が止まらずうっとりでした。(ティスティングですよ)

[楽天ページ]ドメーヌ ファビアン コシュ ブルゴーニュ コート ドール ピノ ノワール

 

いつも行くワインショップの品揃えに影響され、最近はナチュラルワインや個性的なワインばかり飲んでいたので、一気にフランスワインが恋しくなりました。

なんて話をしてたら、「今度はもっと格上のブルゴーニュ、持ってきてあげるね~!」とお客様。

心の中でガッツポーズです。

ちなみにそのお客様は日本大好きで、日本に行くと東急百貨店 渋谷・本店の和洋酒売り場に必ず行くそう。

 

前置きだけで1000文字超えですみません。

とにかくフランスワインが恋しくなった私は翌日ワインショップへ。

しかし、わざわざオーストラリアで高いフランスワイン飲むことないか、と思いドミニク ポルテ フォンテーヌ シャルドネに決めました。

なぜなら、フランスエッセンスがたくさん入ったワインだったからです。

 

Dominique Portet Fontaine Chardonnay 2019

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産地 ヴィクトリア州 ヤラヴァレー
品種 シャルドネ
生産年 2019
タイプ なめらかでコクのある
価格 22AUD

[生産者HP] Dominique Portet

[日本インポーターHP] Dominique PORTET ドミニク・ポルテ | VINORUM Co., Ltd.

 

ボルドー生まれのドミニク ポルテ氏は、「ワインを造る為に生まれてきた男」と称されています。

醸造家系の9代目として生まれたドミニクさんは、家系の歴史上初めて自身の名をブランド名とし、オーストラリアのヤラヴァレーにワイナリーを設立。

ドミニク家のエリート具合は以下の通りです。

父アンドレ ポルテ氏は「シャトー ラフィット ロートシルト」でブドウ栽培と醸造責任者として20年間勤務。

兄ベルナール ポルテ氏はカリフォルニアの名門 「クロ デュ ヴァル」をワインメーカーとして経営。

たしかに、ワインを造るために生まれてきたのも納得がいきます。

 

ポルテさんは1976年オーストラリアに移住し、2か所のワイナリーを設立後、2001年についに見つけた理想の地ヤラヴァレーで自身の名を冠したワイナリーを設立しました。

「カベルネ種」とヤラヴァレーの相性に魅力を感じ、自身の土台に根付くボルドースタイルを確立する、と決意したそうです。

 

私は、樽香と果実味とミネラルと酸が絶妙に交じり合う高貴な味わいを求めていたため、シャルドネをチョイス。

 

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ふわりと香る樽香。

この慎ましさのある樽香は久しぶりです。

蜜リンゴや固い黄桃のような果実のニュアンス。

石灰を思わせる細かでほろ苦いミネラル感、そして後味にくるクルミのようなナッツ感。

調和がとれてとても美しい!

温度が上がると、カラメルプリンのような香りとまろやかさも出てきました。

優等生な味わいで面白味には欠けるのかもしれませんが、フランスワインが恋しかった私の気持ちにそっと寄り添ってくれた優しいワインでした。

以前からこのワインメーカーは、シドニーの5つ星ホテルのリストで知っていました。

まさにそのような場にふさわしい高貴さがあります。

  • チョイスを絶対に外したくない時
  • 高級感のある場に相応しいワインを探している時
  • 明るさ全開のオーストラリアワインとは趣が違った味わいを求めている時

には間違いないオーストラリアワインです。

それなのに、かなりお手頃な22ドル。

お得感まで得られちゃいます。

 

「手に入らないものは作るか代替」精神でここまで来たシドニー生活。

思うようにフランスワインが手に入らないから…と選んでみたドミニク ポルテさんのワインでしたが、そんな失礼な考えはやめてポルテさんの「ボルドー精神」をしかと飲み干したいと思います。

次のチョイスはカベルネ ソーヴィニヨン一択です。

 

↓ 日本でも2500円位です ↓