ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

「愛の不時着」が心に刺さって離れずブログに書かずにはいられない

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世界中で大旋風を巻き起こしている「愛の不時着」

見始めて4日で全話完走し、現在はリピートが止まりません。

作り話だと分かっているのに、有り得ないシチュエーションだと分かっているのに、セリさんやリさん、第5中隊のメンバーに今日も会いたいんです。

35年間生きてきて、ドラマや映画を見てこのような気持ちになるのは初めての経験で戸惑い気味。

普段ブログに書いているシドニー生活や英語学習とはなんの関係もないのですが、私がこんなにも愛の不時着に夢中になった理由を掘り下げてみたくなりました。

完全自己満足な日記ですが、よろしければお付き合いください。

(※ネタバレ部分あります)

 

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夢中になった理由① 愛おしい村の生活

ストーリーの舞台はなんと北朝鮮。

私にとって完全に未知の場所であり、ミステリアスで怖さすら感じます。

パラグライダー事故で北朝鮮の森の中に不時着してしまった主人公セリさんが、逃げ回った挙句小さな村に辿り着いた時の様子がかなり衝撃的。

予備知識なしで見始めた私は、時空を超えて数十年前にタイムスリップしてしまった話だったのかと一瞬勘違いしました。

現実なのか想像なのか確かめる術はありませんが、現在の北朝鮮農村部の様子として描かれた村はノスタルジックな雰囲気満載です。

ストーリーが進むにつれ、民家の様子や、家具や小物一つ一つ、村の植物や乗り物などがとてもいとおしく見え、懐かしさや温かさに心がほっこり。

後半は舞台がソウルに移りますが、その頃には村のシーンが懐かしくなり、無限のループに陥ります。

 

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夢中になった理由② 聞き慣れない韓国語と一人も知らない俳優陣

私は現在シドニーに暮らしており、日々英語と格闘中。

なので映画やドラマ鑑賞時はリスニングの勉強になるよう「必ず英語で!」と決めて、自分に厳しく一生懸命聞きとりながら見ていました。

それでもどうしても気になって手を出してしまった韓国語の愛の不時着。

韓国ドラマを見るのは初めてで韓国語は少しも分からない中、言葉の一つ一つが新鮮で不思議で、今の私にとってかなりの「非日常感」だったんです。

それと、キャストの皆さんも誰一人知りませんでした。

日本の人気俳優が演じるドラマやハリウッドスターが出演する映画と違い、俳優さんを誰一人知らないことで逆に親しみを感じているようです。

「これはドラマだ」と頭では分かっているのですが、なんとも人の生活を覗き見しているような感覚になります。

共感したい、見守りたい、力になりたい…たぶん私はドラマの中で盗聴を仕事とするマンボクさんのような気持ちでいつも画面を見つめています。

 

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夢中になった理由③ リさんの圧倒的な顔天才さ

中隊長リ・ジョンヒョクさんを演じる俳優ヒョンビンさんは、半月前まで顔も名前も知らない方でした。

作中でも「顔天才」と賞されるほど圧倒的にかっこいいのですが、顔面の演技力が並外れて素晴らしく、美しい。

役の性格上、口数の多いタイプでなく、顔の表情で感情に訴えかけられます。

表情筋の動き、微笑みのえくぼ、感極まると赤みを帯びる目の粘膜、言葉は発しないけれど気持ちの通じる唇。

顔面演技の天才に、心をガシっと鷲掴みにされました。

リ・ジョンヒョクさんが好きなのか、ヒョンビンさんが好きなのか、他作品も観て確かめなくっちゃ、と思っています。

 

この3つの他にも、挿入音楽の美しさ(そしてタイミングが完璧)、家族の絆や人間関係の温かさ、無敵のアクションシーン、美味しそうな食卓シーンなど、数えきれない魅力がたくさん。

そして無性にチキンが食べたくなること間違いなしです。

 

 

私のお気に入りシーン3選

◆リさんが「彼女は婚約者だ」と嘘をつき部屋に連れ帰ったあと、やかんのお湯をカップに注いで「これを飲んで落ち着いて」とセリさんに渡し、「ケガはない?」と言うシーン。(エピソード3)

危機一髪の状態を逃れ家の中へ入り、注いだお湯を自分で飲む流れかと思った矢先、すかさずセリさんに渡してケガの心配をする場面。

リさんの性格を全て表している行動です。

無条件で人に寄り添える人なんだと、この時初めてリさんの行動に胸を打たれました。

 

◆セリさんを誘拐したリさんのお父さん宅で二人が再会した時、「お父さんに謝りなさい」とセリさんが言うシーン。(エピソード9)

守ってもらうだけでないセリさんの強さや柔軟さが伺い見れて好きなシーンです。

二人の、自立してお互いを想いやる関係がとても素敵。

そのあと不貞腐れぎみなリさんもかわいいし、やれやれなお父さんの気持ちも分かるし、息子を想うお母さんの気持ちも心に沁みます。

 

◆ソウルで再会を果たす第5中隊のメンバーとリさん、セリさんのシーン(エピソード12)

まだ子どもみたいなウンドン君がリさんに飛びつくシーンは何度見ても涙。

再会できて嬉しいけれど、手放しには喜べない複雑な状況を思うと余計に泣けてきます。

どうかみんなが、せめて連絡は取れる世の中になってほしいと、作り話だと分かっていながらまた願います。

 

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ドラマの話と自分を重ねるイタイ女だと承知の上で…

私は約3年間、シドニーと東京で遠距離結婚生活をし、一年に2回だけ会える生活をしていました。(もちろん連絡は取れます。)

その時に一番苦しかったのは、次に会える約束がないまま離れなければいけなかったことです。

そして、会えた喜びと同時に、数週間後にまたバイバイしなければいけない辛さを考えてしまうんです。

だから結末を観て、苦しさが止まらないまま引きずり続けてしまいました。

どうか、来年も再来年もその次も、二人が無事に会えますようにと、これはフィクションだと言い聞かせても願わずにはいられません。

 

お読みいただきありがとうございます。

もうしばらくは物語の余韻に浸るつもりです。