ひつじさんぽ

30代夫婦のシドニー暮らし × 留学・英語 × ワイン

29歳で会社を辞め留学して感じたメリット・デメリット

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オーストラリア生活5年目に突入した夫にインタビューをし「29歳で脱サラ留学して感じたメリット・デメリット」を聞いてみました。

詳しくはこちらの記事アラサー夫がオーストラリアの大学院への留学を決め一人で渡豪したおはなしに書いていますが、私の夫は6か月間の語学学校・2年間の大学院を経て現在は現地企業で働いています。

 

夫です。コアラ顔だとよく言われます。 

早速ですが、留学に関して聞かせてください。 

 

 

社会人留学をしてよかったことは?

 

価値観が変わり世界が広がった

日本基準でなく世界基準で自分の立ち位置を知ることができました。

例えば、あまり良い言い方ではありませんが、日本よりも発展していないと思っていた国の人たちが淀みなく英語を話し主張する姿を目の当たりにし、ものすごい衝撃を受けました。

また、コミュニケーションを取る時には言わなくても分かってくれることはないので、はっきり具体的に言うことを心がけたり、人の動かし方を日々思考錯誤しています。

逆に、社内では自分が一番よく働くと自負し同僚もそう認めて頼りにしてくれるので、「オーストラリアだからゆるくてもいいや~」ではなく「日本人だからここは手を抜かない」と思っています。

多国籍な環境の中で、こういう点は自信を持ちたい、逆にこういう点は努力が必要ということに気付き、今後も外資系企業で働きたい自分にとってはかなり大きな経験となっています。

 

この業界で働くことへの自信と覚悟を得た

数年の社会人経験を得た後、30歳目前での挑戦。

オーストラリアのゆとりある働き方に慣れてしまい、果たして日本に帰ってこられるのかと家族は心配していますが、最終的な大きな目標は少しもブレていません。

日本では取れない学位を取得できた留学・現地就職を経て、日本のこの業界で絶対に目標を達成するという覚悟が強くなりました。

 

世界に広がるコネクション

同じ業界で働く同志が世界中にたくさん!

たくさんの国の人と学校や職場で出会い、オーストラリアでの経験を得て自国に帰った人もいます。

このコネクションは絶対今後、自分の武器になると思っています。

 

日本がもっと好きになった

日本に対してネガティブな意見もありますが、世界から見た日本はまだまだ素晴らしく、帰国したら日本の良い所を守っていける人になりたいと思いました。

特に、礼儀正しさ食文化

世界から日本がすごく愛されていることを知りました。

自分の仕事・業界を通じて継承していけるよう努力します。

 

自由な生き方に怖さも偏見もなくなった

日本から出発するときは色々言われましたけど…。

シドニーで結婚して子どもがいても学校に通い始める人にたくさん会い、日本では少数派でも自分たちが幸せならそれでいいと思いました。

そして、当たり前や常識がいかに自分基準のものであったかを感じました。

また、日本から海外に生活を移すという大仕事をやったことで、持ち家や定住にこだわる気持ちもほぼ無くなり、帰国しても考え方・身の回りは身軽でいたいと考えています。

 

人生の中の数年でも日本でない土地に住めた経験

漠然と夢のように思っていたことを実現できたことに幸せを感じています。

日本社会に戻ることを考えたら、29歳の出発はギリギリだったのかな、とも思っています。

だからこそ、本当に数年前のあの時に決断して良かったと心から思っています。

ここが私のアナザースカイ! 

 

社会人留学で感じたデメリットは?

一度キャリアをストップした焦り

2年半の学生生活があるので仕方がないと思っていますが、自分の後輩が昇進した情報を聞いた時は焦りました。

絶対に取り戻してやる!

 

親族・友人の冠婚葬祭に出席できなかった

祖母のお葬式に出られなかったこと、友人の結婚式に数件出席できなかったことは本当に心が痛いです。

それでもいつも応援してくれる友人や家族に感謝しかないです。

 

お金の問題

僕の学費等々に550万円ほどかかっています。 

もしそのまま日本で働いていたら、昇進していたかもしれないし、貯金も着々と増えていたはず…。

かなりのリスクを払いましたが、これから必ず取り返して見せます。

 

 ↓ 詳しい金額はこちらの記事へ ↓ 

www.hitsujisampo.com 

社会人留学をするにあたり

これだけはすべき、と思うことが2つあります。

海外で暮らす経験をしたい方、日本での仕事を中断することに抵抗のない方、現地永住を目指す方は別ですが、いずれは日本に帰国しようと思っている方は下記のことが大事だと思います。

 

◆できるだけ英語力をあげてから留学に出ること

海外での限られた時間の中で語学だけ勉強するのは時間が勿体ないです。

「ある程度語学ができた上で何かをする」と覚悟していないと、語学習得だけで日本に戻ってもその後が厳しいのではないかと思っています。

英語ができればできるほど、勉強の機会やチャンスが増えます。

 

◆目標を見失わないこと

海外生活にも慣れ、気が付くとなんとなくの毎日を過ごす、ということにならないよう、留学前の目標はなんだったのかということをいつも心に留めています。

時の流れがゆっくりなのでゆるゆる過ごしてしまいがちですが、帰国までの一日一日を大事にしていきたいです。

 

おわりに

留学が成功だったか失敗だったかはこの先の自分の努力次第です。

「何事も経験」と何物にも代えがたい数年を過ごすことができ、周囲には本当に感謝しています。

そして今後は「この貴重な経験を糧に必ず結果を出してみせる!」と強く決心しています。

お読みいただきありがとうございます。